WordPressの自動更新設定は本体のアップデートにも及んでいるので注意が必要|F-standard BLOG

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WordPressの自動更新設定は本体のアップデートにも及んでいるので注意が必要

「WordPressの管理画面から更新ができなくなった」という相談を受けて調べてみたところ、WordPress本体のメジャーアップデートが自動更新されていましたが、サイト更新で中核をなすプラグインがアップデートされていなかったので、更新ができない現象が起こっていました。

今回は、WordPressのアップデートの種類とかバージョンによっての自動更新設定などの注意点をまとめていきます。

WordPress5.6から実装された自動更新設定は特に要注意

WordPressアップデートには下記の種類があります。

  • (1)WordPress本体のアップデート
  • (2)プラグインのアップデート
  • (3)テーマのアップデート

(1)のWordPress本体のアップデートはセキュリティ面の向上やバグ処理などのマイナーアップデートと機能を一新したメジャーアップデートがあります。
※バージョンの数字でいうと「5.6」→「5.7」がメジャーアップデートで、「5.6.1」→「5.6.2」などがマイナーアップデートに分類されます。

(2)と(3)については、(1)のWordPress本体に対応するためのアップデートも含まれているので、各バージョンごとに対応・非対応と別れているのでWordPress本体に沿ったバージョンをアップデートする必要があります。
※特にプラグインに関しては、プラグイン制作者がアップデート対応をしていなく何年も更新されていないものもあるので注意が必要です。

今までメジャーアップデートに関しては手動でする(管理画面から直接アップデートする)のが基本でしたが、WordPress5.6バージョンから「自動更新設定」が最初から有効になっています。

なので、WordPress本体はアップデートされて、他のプラグインやテーマはアップデートされずに今回相談を受けたような事が起こってしまう案件が発生してしまうわけです。

WordPressのバージョンに対して無頓着・よくわかってないって方は、自分のサイトが自動更新になっているのか、なってないのかだけでもキチンと把握しておく必要があります。

WordPress本体のアップデートの自動更新設定

WordPress本体に関しては管理画面→ダッシュボード→更新から確認することができます。


表記が「このサイトは WordPress のメンテナンスリリースとセキュリティリリースのみで自動的に最新の状態に保たれます。」となっている場合は、メジャーアップデートが自動更新されず、今まで通りマイナーアップデートは自動的にしてくれる設定になっています。


こっち表記のように「このサイトは WordPress の新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます。」となっている場合は、新しいメジャーバージョンがリリースされたら、問答無用でアップデートされます。

※2022年1月現在のWordPressの最新バージョンは「5.9」で次のバージョンは「6.0」に数字があがりますので、大幅なアップデートも予想されますので、特に注意が必要かと思われます。

プラグインの自動更新設定

プラグインの自動更新は管理画面→プラグイン→インストール済みのプラグインから自動更新の設定が可能です。


インストール時は自動更新が無効になっている場合がほとんどかと思います。
定番的なアップデートならWordPress本体と一緒にアップデートすればいいかと思いますが、特にホームページ運用の中核をなしているプラグインの場合は一歩間違えればサイト全体に影響を及ぼす場合があるので、注意が必要です。

例:WordPressでEC機能を入れる「Welcart」などのプラグインなど注意が必要です。

テーマの自動更新設定

テーマの自動更新は管理画面→外観→テーマ→各テーマから自動更新の有効・無効を設定することができます。


自動更新の設定はWordPressの公式サイトやテーマ配布サイトからダウンロードしたテーマに限ります。自作テーマなどには自動更新の設定は必要ないです。
テーマの制作者が対応する必要があります。

自動更新のメリットとデメリット

メリット的には今まで一つずつ更新ボタンを押して更新していたのを、自動更新によって管理が楽になるのはたしかです。

デメリットは自動更新なので、知らない内に自分のホームページが見れなくなってた事が起こりうることです。
弊社のアップデート作業に定期的に本体・プラグイン・テーマのアップデート時期を確認したうえで、リスクヘッジのためにバックアップデータなどがあるので、おかしくなっても「すぐに戻せるぞ」という心持ちで行います。
自動的に更新されたらどのタイミングでおかしくなったのか、そこから判断しないといけないので、当然対応にも時間がかかってしまいます。

まとめ

WordPressの管理画面でもわかりますが、WordPressの開発側が「できるだけ最新のWordPressを使ってください」という意図があるので、今回の自動更新機能がついたのではないかと思います。

その意図は理解できますが、セキュリティ面でのマイナーアップデートが必須にするべきでしょうが、機能がガラッと変わるメジャーアップデートの自動更新は制作者側からすると「まだ心の準備が!」とちょっと待ったコールをかけたいところです。

特に多言語とかECとか会員専用サイトとか、プラグインを多用しているサイトについては、特に注意が必要です。
自分のサイトがどういう状況か今回の注意喚起で不安に思った方は、一度弊社に診察をお問い合わせてみてはいかがでしょうか?

その他、WordPress関連の不具合やトラブルなどは下記のブログも参考になるかと思います。


この記事の執筆者

藤阪 紘至

担当:Webデザイン/ディレクション/マークアップ/フロントエンド

人柄の良さと長身&ちょび髭を活かし、ターゲットに訴求するデザイン・マークアップ・コピーライティングを得意とする。人に教えることにも評価が高く、大学講師経験もあり、こうし講師と呼ばれていた。
Webデザイナ向け人気ブログ「WEB系キャンパス」を運営中
https://webkcampus.com/

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