意外と大変!WordPressでサイト運用していて起こった問題点とトラブルと解決策


ニュースやブログを自分で更新したいCMS(コンテンツマネジメントシステム)の代表格といえば、WordPressになります。
WordPressにはTheme(テーマ)というのがあります。
テーマは、ホームページのデザインだけでなく、サイト全体の構成や骨組み、システムの機能まで反映されるもので、WordPressで作ったサイトの柱になるもので、有料から無料まで色々なテーマが揃っています。
ブログ系のサイトとかだったら、「あれ?このデザイン見たことあるな??」っていう事があると思います。人気テーマは使用頻度が高いのでどうしても似た作りになってしまいます。
有料・無料テーマを使えば、さして専門知識がなくても簡単なホームページなら公開することは可能です。

簡易的にホームページを作れるだけに、ホームページは公開できてもその後の運用で大きな問題が起こる可能性があります。
今回は、WordPressでサイト運用をしていて、起こりうるトラブルとその場合の解決策などをまとめています。

 

(1)ホームページを公開してからまったくバージョンアップをしていない


WordPressのようなWEBシステムは常にシステムをアップデートさせています。
お手持ちのスマートフォンも「システムのアップデート」や「アプリのアップデート」があるかと思いますが、それと同じです。

悪い人「このシステムこうしたらハッキングできるんじゃない?つくったろ!!」
↓↓
開発元「弱点見つかってしまった!修正しよう!!」
WEBのシステムはその繰り返しです。

WordPressも定期的にシステムのアップデートを実施しています。
アップデートには大幅に2種類あります。

  • 1.大幅変更されるメジャーアップデート(ver2.45→ver3.0.0)
  • 2.小さな変更がされるマイナーアップデート(ver2.45→ver2.4.6)

どちらもホームページを安全に運用するのは大事な事ではありますので、できるだけアップデートをすることをオススメします。
WordPressのアップデート自体は管理画面から簡単にできますが、特にメジャーアップデート時は、バックアップを取っていつでも戻せるようにしてから実行することをオススメします。

※弊社の保守管理内でしたら、こちらの項目はサービス対象内です。

 

(2)バージョンアップしたら画面がおかしくなった/真っ白になった


先述した(1)とは逆にアップデートをしたら、出た時のトラブルでは、

  • 画面が真っ白になってしまった。
  • 変なエラーコードが出てきた。
  • 一部機能が使えなくなった。
  • ログイン画面に入れなくなった。
  • 投稿を更新できなくなった。

などがあるかと思います。

これは、原因を見つけるのは技術者でなければ中々に難しいです…。
主な原因としては、

  • 新しいWordPressのバージョンが使用しているテーマでは非対応だった。
  • 新しいWordPressのバージョンが使用しているプラグインでは非対応だった。
  • 新しいWordPressのバージョンでは非推奨のプログラムを使っていた。

などがありますが、原因を調べようにも真っ白で何も見えなければどうしようもないですよね。
WordPressに限らず、WEBシステムの中身は非常に複雑で、例えばコードの1文字が間違っていても、下手したら真っ白になってしまう事はよくあります。

大幅なアップデートやWordPressのバージョンによっては、できるだけテスト環境でバージョンアップを試したりなどして、対応する必要があります。

※弊社の保守管理内でしたら、こちらの項目は「緊急時の対応」としてサービス対象内です。

 

(3)バージョンアップの頻度と種類が多くてよくわからない

WordPressのアップデートの種類は複数あります。

  • WordPress本体のアップデート
  • 使用しているTheme(テーマ)のアップーデート
  • 使用しているプラグインのアップデート

特にテーマをアップデートする時は注意が必要です。
無料・有料の配布テーマを使用する時は、通常「子テーマ」というのを作成します。
これは、テーマをアップデートする時にテーマ内のフォルダがごっそり入れ替わるため、もしサイトをカスタマイズする時にテーマを直接編集していると、編集したデータがごっそり入れ替わってしまうためです。
意外とこれをせずにテーマを編集してしまっている制作者もいるので注意が必要です。

もし、その他プラグインをアップデートしたら、使用しているWorPressのバージョンやテーマのバージョンが古いとうまく動かない場合もあります。

上述したようなテーマの編集をしている場合は、テーマのアップデートは控えたほうがよく、最悪の場合、サイトを作り直す必要があるかもしれません。

 

(4)気づいたらホームページが見れなくなった/サイトが改ざんされた

「ある日、自分のホームページを見たら、急に別のサイトに転送された」
「WordPressにログインができなくなった」

WordPressのようなオープンソースのシステムは解析されてその弱点(脆弱性)を発見されたら、そこにつけ込んで攻撃をされます。
「自分のホームページは大した情報もないから狙われることはないだろう」というのは間違いで、無差別にアタック攻撃をして、サイトを改ざんしようとする悪い人たちもいます。
ホームページを運用していると、誰でも訪れる可能性のあります。

記事の改ざんにとどまらず、WordPress本体のソースコードを改ざんされ、最悪の場合サーバー自体を乗っ取られ、「返してほしくがお金を払え」と外国語の脅迫メールが届く場合もあります。

このような攻撃をされないためにも、セキュリテイ面でキチンとした対策が必要になります。
ホームページは公開したと同時にセキュリティには気をつけたほうがいいという事を念頭に置いておきましょう。

 

(5)ホームページのバックアップデータはあるけど復元ができない

サーバー内のデータをごっそりダウンロードするだけでは、WordPressで作成したサイトはバックアップを完全に取ったことにはなりません。
WordPressで投稿した記事やページや設定の情報はFTPのサーバー内ではなく、MySQLというデータベースシステムに保管されています。
バックアップデータからの復元は、ちょっと専門知識が必要になります。
ヘタに復元しようとして、サイトが見れなくなってしまう場合があるので、注意が必要です。

 

(6)前任者から何も聞いていないのでWordPressの操作方法がわからない

WEB担当者から引き続いだのはいいけど、WordPressなんて触ったことがないので、操作方法がわからない…。
WordPressの管理画面は、比較的わかりやすい構造になってはいますが、「投稿ってなに?」ってレベルで慣れていない人だと、どうしていいのかわからないかと思います。ヘタに触っておかしくなるのも怖いですよね。
弊社では、WordPressの更新作業ができるように、直接お伝えすることもできますし、社内で使える仕様書の作成も承っています。

操作方法は触っていくうちに慣れていくものですが、説明書としての仕様書があれば、取っ掛かりに役立つかと思います。

 

まとめ

やはり、WordPressの専門知識がないと「何かあった時にどうしたらいいかわからない」というのが一番怖いかと思います。
WordPressは全世界でも一番シェア率の高いCMSなので、攻撃を受けやすい点もあります。
弊社では、すでに公開・完成中のホームページの保守に関しても対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

藤阪紘至

担当:Webデザイン/ディレクション/マークアップ/フロントエンド

人柄の良さと長身&ちょび髭を活かし、ターゲットに訴求するデザイン・マークアップ・コピーライティングを得意とする。人に教えることにも評価が高く、大学講師経験もあり、こうし講師と呼ばれていた。
Webデザイナ向け人気ブログ「WEB系キャンパス」を運営中
https://webkcampus.com/