制作会社にホームページを依頼する場合と知り合いに頼む場合の違い

一般的にホームページ制作を生業にしている業者は多く存在しますが、その料金形態は様々で同じホームページでもA社では10万円で作成できても、B社では100万円費用がかかるというケースも珍しくありません。
「制作会社にホームページを依頼するのは高い!知り合いで詳しい人がいるから、そこに頼んだ方が安い!」という理由で、友人・知人にホームページを依頼した(依頼しようとしている)方もいるかと思います。

ですが、その事がきっかけでトラブルが発生する場合も少なくありません。
最悪のケース、御社の運営に悪影響を及ぼす場合もあります。

友人・知人にホームページを依頼した場合のトラブル内容やデメリットなどを詳しく解説していきたいと思います。

 

ランニングコストを曖昧にしていると痛い目を見ることに…

ホームページの制作会社に依頼した場合、ホームページを作る制作費とは別に月間(年間)別途で「保守管理費用」というのが発生します。

一般的な保守費用の内容は以下になります。

  1. (1)年間のドメイン費用…○○○.comのようなURLに表示されるホームページの住所のようなもの
  2. (2)サーバー費用…ホームページの情報を置いておくための倉庫のようなもの
  3. (3)緊急時対応…「ホームページが見れなくなった」「表示がおかしくなった」などのトラブル対応
  4. (4)データ管理…何かのトラブルでホームページが表示されなくなった時にすぐ対応できるようにデータのバックアップなど
  5. (5)システム利用料…何かのWEBシステムを使用している場合は、そちらの使用料
  6. (6)電話・メールサポート…ホームページに関することでわからない事があれば、相談が可能
  7. (7)簡単な修正作業…テキストや画像の変更など(修正の範囲は保守費用の内容次第)

※上記内容は制作会社(もしくはお客様側)が提示する「保守管理費用」の内容によって前後します。
※一般的な「保守管理費用」は1〜5万円ぐらいが妥当な金額です。

 

上記内容の中で「(1)年間のドメイン費用」と「(2)サーバー費用」は、必ず発生します。
仮に知り合いに無料で作成してもらっても、サーバーとドメインの維持費は確実に発生します。

その他、作ってもらったホームページの中に「画像や映像の有料素材」や「年間費用がかかるシステム」などがある場合もありますので、ホームページは公開後も何かしらの費用が発生する場合があるという事を覚えておきましょう。

 

レスポンスがどうしても遅くなる

個人でホームページ制作を生業にしているフリーランスならまだしも、本業のある友人・知人に頼むと、急な対応ができなくなる場合が多いです。
それでも、許容できるのならいいのでしょうが、頼んでいるうちに段々、友人と距離を取られ、疎遠にでもなってしまえば、ホームページは放置状態になってしまいます。

また、友人・知人に無料で作ってもらっただけに、その後の修正が頼みづらく、結果放置状態になってしまい、最終的に自社のホームページの情報を誰が知ってるのかもわからなくなり、よくないホームページの末期状態になります。

 

いいかげんなものが出来上がってくる

ホームページ制作に関わらず、すべての制作物において共通している事ですが、制作前に事前の打ち合わせ(ミーティング)などで、御社の事業や商品を理解した上で、制作に入ります。
友人・知人は本業があるので、打ち合わせの時間を取らず、「なんとなくウチに合う感じで、かっこいいホームページがほしい」程度の要望では、当然適当な仕上がりの物が出来上がってきます。
とはいえ、打ち合わせの時間が取れずに、なんとなく進めていってたら、いつの間にかホームページが出来上がっていて、ものすごく不評だった…。なんてケースもありえます。

ホームページが御社の顔になります。名刺や会社のパンレットより詳しく、ホームページにアクセスすれば誰でも見れるようになります。
できるだけ時間をかけていいものを作りましょう!

 

制作者が音信不通でどうしようもなくなる

個人にお願いした場合は「もしもの時」の危険度が高いです。
ホームページをお願いしていた友人・知人と関係が疎遠になる(もしくはその人が行方不明になる)と、もうどうしていいのかわからなくなります。

一番面倒なのがドメインやサーバーの絶対必要なアカウント情報を、その友人・知人が所持していて、更新日が来てもどうしようもなくなり、ホームページが見れなくなってしまう事もあります。

ホームページのリニューアルをお願いしてきたお客様で「以前、知り合いにつくってもらって、ホームページに関する情報を一切知らないからどうしたらいいかわからない」という相談を受けたことがあります。
制作会社へ依頼した場合は、そういう問題は担当者が行方不明になっても、制作会社が管理してくれているので、その手のトラブルは少ないかと思います。
友人・知人でも制作会社への依頼でも、依頼側と制作側の信頼関係をしっかり築いておく必要があります。

 

いろんなタイプの制作会社があります

友人・知人に頼んだ際は「安くできる」メリットはありますが、ホームページの仕上がりの満足度はもちろん、その後の運用やその人との関係にその後の影響が出る可能性があるので、注意が必要です。

それなら、どこの制作会社にホームページを依頼したらいいのか?
実際は専門業者以外でもホームページを制作してくれる会社はあります。

 

WEB制作会社

ホームページを専門に承っている制作会社になります。
「餅屋は餅屋」という言葉があるように、「ここに頼めばいいじゃん」と思うかもしれませんが、WEB制作会社と一言で言えますが、実際は「従業員数十人の大会社」から「社長一人でやってるような会社」から様々です。
というのも、WEBサイトの制作事業自体が、ここ10〜15年に大きく発展しただけに、新規参入の幅が比較的他の専門業者より容易で、ちょっとHTML(ソースコード)が書けるだけで「WEBデザイナー」と名乗れてしまうので、ある意味選別が一番難しいジャンルの制作会社かもしれません。
「ここいいかも」と思った制作会社のホームページを見て「制作事例」ぐらいは確認しておく必要があります。

 

システム会社

ソフトウェア開発やネットワークなどのシステムを生業にしているシステム会社が、1990〜2000年代のネットブームの予兆から、ホームページ制作を兼用するシステム会社が多くなりました。

特徴としては、システムが複雑なECサイト(ショッピングサイト)や会員専用サイトやオリジナルのシステムを導入することも可能なので、普通の制作会社よりもより複雑なホームページを展開することが可能です。
システムベースで考えらえると「そこまで多機能なホームページじゃなくていいんだけどな・・」という温度差が生まれるかもしれませんが、システム開発とホームページ制作を切り離して、考えれるシステム会社なら、後々の運用面で扱いやすいホームページが出来上がると思います。

 

印刷会社

広告デザインとしては、今まで王道で王座だった紙媒体が、近年WEBの発展で「紙よりスマホの広告を見てる」事が珍しくなくなりました。
同じデザインという事で、紙媒体と同じノリでWEB制作を行う印刷会社も存在するので注意が必要です。
インクの紙と光のモニターでは、カラー方式から違いますし、限られた範囲でテキストや写真を載せていく紙媒体に対し、WEBはスクロールできる要素で内容をはめ込んでいきます。
印刷がメインの会社にホームページ制作を依頼する場合は、ホームページの知識を持った「WEB部門」がある会社を選んだ方が無難かもしれません。

ですが、印刷会社は創業年数が長い会社が多いので、「御社の商品を世に広める施行」の経験値は創業して間もない他の会社より高いかもしれません。

 

映像会社

光回線などの「表示速度の早いインターネット回線」の普及によってテキストベースが基本だった昔のホームページと違い、映像コンテンツはWEB界隈に完全に定着しました。(Youtubeとかは筆頭ですね)
映像が本業の会社は、WEB専門とは、全く違うアプローチで責めてくるのが特徴的で画面いっぱいに使ったダイナミックな映像演出など、「カッチリしたホームページ」より「面白みを重視したいホームページ」を求めるなら、映像会社に依頼するのもありかもしれません。

ですが、「スマホの高解像度カメラ」や「一眼レフカメラのフィルムからデータの普及」で映像会社ではなくても、ホームページに映像を取り入れる事ができるようにはなっています。

 

ホームページ制作は信頼できる制作会社に任せましょう

友人・知人にホームページ制作をお願いした場合は、制作会社に頼むよりもデメリットは多く、いざという時にどうしようもない事態を招く可能性があります。
ホームページ制作は安価につくれればいいに越したことはないかもしれませんが、ホームページは公開してからの運用面なども考慮する必要があります。
また、今回ご紹介した制作会社に関しても、「ここがいい」というのは、数社お見積り・相談するなどして、よく吟味した上で決めて下さい。